2013年12月31日火曜日

NPO法人鶴ヶ島市学童保育の会のFacebookページ

NPO法人鶴ヶ島市学童保育の会のFacebookページ

鶴ヶ島市学童保育の会のFacebookページができました。

できましたって、私が作ったわけでは ないのですが・・・

先日行われた、
富士見地域支え合い協議会主催のふじみプレーパークの模様や
12月7日に行なわれた、上広谷児童館での「がくどう杯ベーゴマ大会」の模様などが紹介されています。

プレーパークでやってきた「なにぬの屋」さん

いや、私は用事があって見にいけていないのですが・・・
息子が持って帰ってきたチラシを見て気にはなっていたんです。「なにぬの屋」さん。
検索してみたら、
がありました。

世田谷区のプレーパークのプレーリーダーを2年間務めた後、劇団風の子付属国際児童演劇研究所で演劇を勉強し「遊びから創造へ」「子どものいるとこどこへでも」の精神を学ぶ。同劇団入団、小・中学校や幼稚園、おやこ劇場をなど全国を巡演。退団後、フリーで小劇場やプロデュース公演など今度は大人対象の舞台出演を重ねる。

2005年より布で作った紙芝居「なにぬの屋」を始める。
現在は京楽座に所属し、舞台にも出演。』

ということで、
記事を読んでいると仙台や気仙沼にも公演にいかれているそうですね。
「子どものいるとこどこへでも」ということで、
立派な活動だなーと思うとともに、
きっと子どもが好きなんだろうなーと思ったりしました。


見てみたのですが、
布を使った紙芝居をやっているそうで、
上の動画でやっていたのが「ハンカチクイズ」というようなもの。
4つにおられたハンカチに書かれている絵柄を当てるというもので、
スイカやかぼちゃのような簡単なものばかりかと思いきや、
「大仏さま」というお題があり、

これは子どもたちわからないかも(笑)と思いながら動画を見ていました。

うーん、行けばよかったなあ、プレーパーク・・・。





2013年12月30日月曜日

年末年始 

年末年始の予定

年越し

年末年始には、次男も家に連れてきて年越しをする予定。
今年も仕事が忙しかったので、少しくらいは休もうと思いつつ、
やることやりたいことたくさんあるので、常に何かやっていそうな気がします。

会社から本を借りてきました

会社で、業務に関係ある本や
ビジネス書なんかを貸してくれるので、
6冊ほど借りてきました。
中でも

社会をよくしてお金も稼げるしくみのつくりかた――マッキンゼーでは気づけなかった世界を動かすビジネスモデル「Winの累乗」

世界を変える人たち―社会起業家たちの勇気とアイデアの力

この2冊は非常に気になっているのでじっくり読んでみようと思います。
読み終えたら書評なども書いてみようかと思案中。

その他、読みたい本

先日、妻が掃除をしていたら、
「日本の学童ほいく」
の、読んでいないのが2冊ほど出てきたので、
こちらも読んでみようと思います。

こちらも、書きたいことなどをまとめて記事にしようかなーと思っています。

市役所にて

先日、市役所にて、児童相談所の方、児童福祉課の方、保健センターの方と、お話をする機会がありました。
鶴ヶ島だけなのか、他の自治体でもそうなのか分かりませんが、
子育て等について、保健センターの方が色々と相談に乗ってくれます。

次男が児童相談所にいて、長男は特別支援学級にいてという状況なので、
色々と気にかけてくださっていて、今後の子育てについて相談しました。

そこで、児童相談所の最近の状況を少し聞いたり、
民間の子育て支援サービスのことを聞いたりしました。

児童相談所の職員の方も、「あまり一般的には知られていないですよね・・・」
というようなお話をされていたのですが、
児童相談所の取り組みや実情について、
外部に発信をしていないのか、できない理由があるのか・・・
どちらなのか判断はつかないのですが、
「知られていないこと」の中に、色々な問題、課題があるのだなーと感じました。

民間の子育て支援サービスについても、知らない事が多く驚きました。
結構色々なサービスを、NPOだったりがやっているそうです
(NPOと言っても、規模は小さく、ほぼ個人でやっているようなところもあるみたいです)

こちらも、印象としては知られていない、広まっていないという印象なのですが、
「広まってしまっても対応できないので」という理由で広報していないのか、
「予算不足や、広報の方法を 知らないという問題」で広報していないのか
どちらなのだろうと思ったりしました。

どちらも、もう少し詳しくまとめてみようと思っています。

見えるもの、見えないもの

最近そんなことを良く考えます。
見えるものだけが全てじゃないし
意図的に、都合の悪いものを『見えないようにする』力も働いていたり

最近のニュースで、
猪瀬元都知事の問題が大きく報道されて、
今は次期都知事の候補者に注目が集まっていますが、

大きな批判を集めた「秘密保護法」の問題から、目をそらさせる為に
猪瀬元都知事の問題が取りざたされるようになった

というような事をどこかで読みました。

メディアというものも、人が多く集まり、
権力を持ち始めると
真実を歪曲させて伝えたりしてしまうものなのでしょうか。

こちらも考えさせられる問題です。


戦争になったら、息子たちを兵役に取られるんですかね・・・
戦争って、始めようと言い出す人は、必ず一番安全な位置で指揮だけを取るものです。

安倍首相は、本当に子ども達を戦地に送り出すようなことを考えているんでしょうか?

2013年12月28日土曜日

弱者がいたほうが都合がいいという悲しい現実

弱者がいたほうが都合がいいという悲しい現実

平等な世界なんて本当は誰も求めてない

最近、政治のニュース
秘密保護法とか
原発のこととか

ブラック企業の話とか
読んでいると、
結局強い側にいる人間は、弱者がいたほうが都合がいいと考えているんだろうなと思ってしまう。

原発の蜜を吸う人たち

最初に断っておくけど、調査をしたとかではなくて、
ビジネスの仕組みからとか、人に聞いた話とかであくまで推測で書いている。

原発の危険性を、完全に払拭した形で原発を維持するというのは、
技術的には可能なのかもしれない。
研究も進んでいるというし
でも、そういった技術を取り入れていくのは、きっと大分先になるのだろうなと思います。

原発に関して、東日本大震災という未曾有の災害が起きたから、
ああいった被害が出たというのは事実であり、それまでも地震というのはあって、
それでも原発はある意味無事?に稼動してきたわけだ。
東日本大震災というのは、0.1%の確率で起こる災害がたまたま起きてしまったのだという側面は
否定はできないと思う。
0.1%の確率でしか起こらないリスクに対し、膨大なコストをかけて対策をするというのは、
言うほど簡単に決断できるものではないかもしれない。
というか、そこには原発稼動によって、原発建設によって利益を得る登場人物がいるわけで
リスクに対する対策というのは、
その登場人物の利益を削って、安全を取るということに≒だと思います。
だから、対策はされなかったんでしょう。

自身は放射能の危険のない場所に住み、
原発の稼動により蜜を吸う人たち。
そういう人種が多分、いるのである。
しかも影響力、発言力の強い位置に。

そしてその原発を維持する労働力は
「弱者」なのだと思う。
彼らは「弱者」がいることで、その労働力を確保し
その蜜を吸うのだ。

経済は弱者を必要としている

資本主義の仕組みは必ず勝つものと負けるものを産む。
その仕組みの中では、勝者は弱者を使役して利益を得る。
また、資本主義において、富は強者に集まりやすくなっているので、
ある程度成立から時間が経過すれば、貧富が2極化するのは至極当然な流れだと思う。

投資にも回す金のない弱者は、簡単には貧困から抜け出せない仕組みになっているのに対して
勝者は投資したり事業を立ち上げたりして、どんどんと裕福になっていく。

個別事例は色々あるだろうが、基本的な仕組みに関してはそういったところだろうと思う。

で、弱者に対して勝者はビジネスをしかけ、その事業収益はまた勝者の懐に入る。
資本主義というのは仕組みとしてそういう風になっているので、
弱者を必要としていると思うのです。

弱い人をどうやって助けるのか

仕組みとしてそうなっている中、
今起こっている社会問題はいわば必然に起こされているわけで
それを社会は黙認していると思うのです。

そんな中どうやって弱い人を助けていくのかというのは
非常に大きく難しいテーマだなと思います。

それでも諦めずに活動を続けている方はたくさんいる
希望は捨てずに、自分にできることを探し、実行できたらいいなと思います。



2013年12月27日金曜日

実はたくさんある支援、相談の窓口〜公民館に、行ってみよう

実はたくさんある支援、相談の窓口〜公民館に、行ってみよう

散歩の途中で立ち寄った公民館

公民館の中に、いろんなプリントが掛かっているボードがあった。
公民館ってどんなプリントが置いてあるのかなーと思って見てみた。

クリスマスコンサートのチラシ
サークルのチラシ
なんてのもあったけど、

多かったのは、いろんな相談窓口のプリントだった。

知られていない相談窓口がたくさんあるみたい

相談窓口っていうのがこんなにあるとは知らなかった。
みんな公民館にこういう情報探しにくるのだろうか?
私は公民館にこういう情報が集まってるということなんて全然知らなかった。

同じように、困っててもその存在を知らないでいる人達ってたくさんいたりするんじゃないかな?

置いてあったプリントの内容

  • かいけつサポート
  • 困ったときにはご相談ください(市役所、民生委員、保健センター)
  • 女性の為の相談室《カウンセリング•法律相談》
  • 障害者相談支援センター
  • 児童虐待相談窓口
かいけつサポートというのは
だそうで、もめ事、トラブルの際に相談できるものみたいです。

困ったときには…というプリントには

生活に困ったとき
介護や高齢者福祉
障害者や精神保健について
子育てなど
市役所の窓口まで相談してと書いてある。

民生委員というのは
に書かれているのだけど、
行政との橋渡しになって相談に乗ってくれるボランティアさん
みたいな感じだろうか

保健センターは
という施設で
母子の支援とかをしてくれたり。
乳幼児の健診とかやってくれるところだ。


他に、金銭的な相談に乗る窓口の配布物もあった。

窓口があっても、知らない人が多い?

自分も知らないものがいくつかあった。
そもそも困ったときの相談窓口は、困ったときになってからでないと調べないと思うので
いざ困ったときに、どこにも相談するところがないと言って
八方塞に「してしまう」ということもあるのではないかなと思ったりしました。

ほとんどが税金で運営されている公的機関なので
いざ困ったときには頼らない手はないと思うので
公民館に行って、自分の住む地域にどんな施設があるのか、
調べておくのもいいのではないでしょうか。


2013年12月26日木曜日

【編集中】子育て応援メディア構想

コンテンツ

  • 公共の子育て支援施設、サービスの紹介
  • 民間の子育て支援施設、サービスの紹介
  • 子育て支援に関する取り組みの紹介(readyfor?等のプロジェクトも含む)

メディア運営を維持する為の仕組み

主に民間の、有料サービスへの成果報酬型広告の提供
└そもそも民間の子育て支援有料サービスが顧客増加や事業拡大を望んでいるかによって需要の有無が変わる。提供者のニーズをヒアリングする必要がある

メデイアの活動に対する寄付を募る
└クラウドファウンディングなどを活用する必要がある。


4Pを考える

PRODUCT(製品)

子育て支援で利用できるサービスを探せる、見つけてくれる、紹介してくれる、口コミを見ることができるメディア、アプリ
  • 顧客.1:子育て中の保護者
  • 顧客.2:子育て支援サービスの提供者
  • 機能:子育て支援サービスの検索、レコメンド
  • 機能:子育て支援サービスに対する口コミ投稿、閲覧
  • 機能:子育て支援サービスのWEB予約
  • 機能:子育て支援サービスのクラウドファウンディング紹介

PRICE(価格)

顧客.1:子育て中の保護者
└当メデイアの利用料金は無料

個客.2:子育て支援サービスの提供者
└掲載:無料
└コンバージョン時:コンバージョン価格の10%の手数料
└クラウドファウンディングPJの掲載:PJ金額の10%
└クラウドファウンディングのPJ共同立ち上げ:PJ金額の取得割合を92%:8%で共同立ち上げ

PLACE(流通、チャネル)

WEB
アプリ(iPhone、android)

PROMOTION(広告宣伝、集客路線)

検索流入
SNSからの流入
アプリDL

強力な収益戦略があるわけではない(収益化が目的ではない)ので、
広告宣伝費は基本かけられない。

検索流入と口コミに頼ることになる
または、他メディア掲載など。

PROMOTION戦略

口コミされやすい仕組み
└利用者がメディアについて口コミすると、料金の5%を値引きする(この金額は、手数料の中から引かれ、子育て支援サービス提供者側の収益は変わらない)

メディア掲載されやすい仕組み
└積極的に対外情報発信する(具体案はまだない状況)






2013年12月25日水曜日

5年後、社会貢献企業が成長していると考える2つの理由

5年後、社会貢献企業が成長していると考える2つの理由

盛り上がりを見せる社会貢献事業の動き

最近様々な社会貢献事業が立ち上がったり、盛り上がったりしている。

readyfor?(クラウドファウンディング)

Facebookの「今すぐ寄付」ボタン

クリック、いいね!だけで寄付ができるgooddo

ファンドレイジングのjustgiving japan

これが、背景も含めどういった流れなのかというのは
もう少し詳しく見るべきとは思うものの、その流れは明らかに、社会貢献への関心の高まりと
需要の高まりがあるものと思います。

5年後、社会貢献企業が成長していると考える理由①アメリカ「Teach for America」が人気企業に

アメリカでは2009年に、NPOのTeach for Americaが就職人気企業ランキングで1位になった。
Googleなどの大企業を抑えて。
2012年のランキングはこちらによくまとまっています。

2012年もTeach for Americaは3位。
アメリカでは、「NPOのスタッフが高い専門性を持ったプロフェッショナルな職業であるという認識が定着している。」とのことで、こういった結果の一因となっているようです。

また、有名企業も、こういったNPOでの活動を高く評価するようなので、
キャリアパスの第一歩として人気、という側面もあるようです。

Teach for Americaの事業もそうですが、
NPOの活動というのは一筋縄ではいかない難易度の高い活動で、
そんななか自らイニシアチブをとり、リーダーシップを発揮する人材を
市場が高く評価するという、「正当な評価の仕組み」がしっかりと築かれていることが、
この一連の流れの根底にはあると思っています。

そうして優秀な人材が自然と集まる仕組みが出来上がるのはやはり、
社会貢献という明確なビジョンのある社会貢献企業に分があると思います。
ビジョンというのが企業にとって非常に重要というのは様々な書籍や研究でも言われていることで、
そういった意味でも、今後社会貢献事業が伸びてくるはずだと考えています。

5年後、社会貢献企業が成長していると考える理由②社会の需要が、その流れを後押しする。

ブラック企業の問題に関しても書いたが、世界は今資本主義の限界に気付き始めていると思っている。
一見理にかなっていて正しく見える資本主義だけれど、
今の仕組みではどんどん富も権力も、一部の層に集まるばかりで、
格差社会の助長や貧困などの社会問題の拡大に進んでいくと思います。

ただ、問題があるところ需要が生まれ、需要があればそこに問題解決を提供する誰かが出てくるのが人間の進歩だと思っていて、
それが今回は、社会貢献企業の成長、隆盛という形でそれが現れてくるはずだと思っています。

だから今、こうして色々と調べたりしていたり、勉強したりしているという背景もあったりします。

日本に足りないこと

日本では、NPOなどの社会貢献事業、企業への理解
寄付文化の浸透
など、まだまだ進まず課題があるなと思っています。

そのほか、多様化する現代の様々な問題や現象に、
人々が順応できていないという印象があります。

過去の慣習にとらわれ、新しい価値観や新しい問題に理解が足りない。

これは国民性とも言えるのかもしれませんが、
ここを乗り越えないと、国際競争において著しく地位が失墜するような気がするんですよね。

こういう部分は、どんどん変わっていけばいいなと思うわけでした。

2013年12月24日火曜日

成果が出ないのはあなたのせいじゃないよ、という話。~ビジネス書を読んで、誤った認識は捨てよう。「経営戦略全史」とか「ジャック・ウェルチ わが経営」とか。

成果が出ないのはあなたのせいじゃないよ、という話。~ビジネス書を読んで、誤った認識は捨てよう。「経営戦略全史」とか「ジャック・ウェルチ わが経営」とか。

ブラック企業の話を書いた流れで、こんなことも書いてみようかと。

ブラック企業に身をおくと、
「成果が出ないのはお前のせい」
「努力が足りない」
みたいな論調に襲われる事があると思うのだけど、
こんな的外れなことはないと、個人的には思う。

今回は、その根拠とか書いてみようと思う。

経営戦略というものの重要性

「勝てるフィールド」で、「勝てるリソース」で戦うのが基本的には経営戦略。

経営戦略全史 50 Giants of Strategy (ディスカヴァー・レボリューションズ)

こちらの書籍は、近代の経営戦略の変遷を分かりやすく、ストーリー仕立てで解説している優れたビジネス書。
特にビジネス書籍初心者にお勧め。全体を俯瞰して、その流れが理解できる。
 この書籍、
ハーバード・ビジネス・レビューの2013年ベスト経営書にも選ばれている。

その中で、
ポジショニング派
ケイパビリティ派
という2大勢力が、経営史の中で主導権を競ってきていて、
最終的には「どっちも大事」的な結論に至っている、みたいなのが大枠のお話。

このポジショニング派というのが「勝てるフィールド」が大事、という主張であり
ケイパビリティ派というのが「勝てるリソース」が大事、という主張。かなりざっくりだけど・・・。

この2つの戦略がうまくいっていないと、悲しいことに
従業員がどれだけ死に物狂いで作業をこなしても、会社は儲かりません。

あなたの作業、労働の価値は「経営戦略」という係数がかかって市場に評価される。

つまり、経営陣の経営戦略が市場に価値提供できない、「ダメな経営戦略」だとすれば、あなたの作業、労働もそれなりの価値としてしか市場に評価されないわけです。
そんな中でいくら頑張っても、悲しいかな市場から必要とされなければ、賃金は増えないし労働環境は改善されないわけです。
 
自分が従事している事業の社会的な価値について経営者的観点で判断できる目を持っていないと、その辺の経営戦略について評価できないから、
「自分が悪いのかな?」「他も一緒かな?」「もっと悪くなったらどうしよう?」
とかなってしまうのかなと思うのですが、そういった知識があれば、
上司や経営陣の間違いにも気がつけるので、
経営戦略の改善を提言することもできるし、
見切りをつけて思い切って動くということもできるようになると思うのです。

ビジョンも大事。ビジョンに共感できるのであれば頑張るのもいいと思う。

ここで言うビジョンとは、理念のことです。
これがない、あいまい、よく分からないという会社であれば、
残念ながらうまく行かなくなる可能性が高いので、すぐに転職活動を始めてしまっていいと思います。

例えばGoogleの理念は
Googleが掲げる10の事実
という形で、かなり具体的、詳細に記されています。

P&Gの場合
世界の人々の、よりよい暮らしのために
という理念があります。
行動原則にまで落とし込まれています。

ちょっと変わったところだと、Appleに関しては
スティーブ・ジョブズそのものが理念
みたいなところがあった。この場合、スティーブについていけると思えばついていけばいい。

できたばかりのベンチャー企業であっても、ビジョンの選定は大事で、
これがないと、方針がブレたり、各人の向く方向がずれたりして
たいてい良い方向には進まない。

戦略に関し、判断できる目を養い、ブラック企業に食い物にされない強さを身につけよう。

良い企業で、良い環境で、良い同僚、先輩、上司との業務経験を通じて学ぶのがもちろん一番だけれど、こういったことは書籍を読むことでも知識を得る事ができる。

「今俺はブラック企業にいるのか・・・?」という疑問を持っている方は、
以下のような書籍を読んで、その判断基準をまずは自分の中に作ってみてはいかがだろうか?
とか言ってみたり・・・。

ジャック・ウェルチ わが経営(上) (日経ビジネス人文庫)

ジャック・ウェルチ わが経営(下) (日経ビジネス人文庫)
GEの成長を牽引した、20世紀最高の経営者とも言われるジャック・ウェルチの著書。
「世界でNO.1、悪くてもNO.2になれない事業からはすべて撤退 する」という、思い切ったポジショニング戦略が特徴的。

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則
こちらも有名なビジネス書。ビジョナリーな企業でないと生き残れないと説く。

キャリアショック どうすればアナタは自分でキャリアを切り開けるか? (ソフトバンク文庫)
ちょっと趣が違うけど、こちらも良い書籍。
もう、大企業でも雇用を保証できる時代ではないんですってよ。というような話も。

本を読むのはいいです。
自分の足りない経験を、様々な経験を経てきた先人たちが埋めてくれるのですから。


偉そうなこと言ってすいません。

2013年12月23日月曜日

どこもかしこもブラック企業。~体験談も交えて考えるブラック企業の特徴とその蔓延の背景

どこもかしこもブラック企業。~体験談も交えて考えるブラック企業の特徴とその蔓延の背景

【体験談】数えてみたら現在転職6社目w見方によっては殆どブラック企業だったw

まず、主張したいのは
「仕事できない」or「続ける根性がない」から転職が多いという訳ではないということ(汗)
というか、仕事できないと言われている方がいても、その半分は幻想だと思います。

特に、「成果が出てない」という理由で仕事できないとされている方がいるとしたら、
それ、あなたのせいじゃないですからと言いたい。
社員が成果出せるような環境、組織を作るのが経営陣の役目です。
なんかこのテーマだけで1記事書けそうだな、うん・・・
※もちろん、その環境、組織構築に協力するのも社員の役目ではあります。

なんだか最近、GUNOSYに「脱社畜」とか「残業代いらないんで」とか、
「ブラック企業」とか、そういう話題が頻繁に届き・・・
読んでるうちに、この問題は子ども達にも影響する問題で、
考えさせられる問題だなと思ったので書いています。

ブラック企業が多いのは必然的な流れとも言えると思う。

ブラック企業の特徴が
ブラック会社の特徴や見極め方(項目の列挙)
というサイトにまとまっていた。
自分でも「あるある」と思った項目を抜き出すと、
  • 残業するのが当たり前の社風
  • 休日返上当たり前
  • その割に給料が安い、残業代が出ない
  • 社員同士の裏切り(告げ口、チクリ)をさせている
  • 社員の残業の記録を残さないので、労基署への証拠提出ができない
  • 社員を、恐怖感、危機感、不安感で操ろうとする(ネットで解明されてきた)
  • 求人広告の条件にウソやゴマカシがある
  • 病気になる、倒れる、過労死する
  • 福利厚生がない、または未整備な会社
  • 社員を辞めさせる時は自己都合退職にさせる  
一番最初の3つ、
残業代出ない、休日出勤(これも残業代出ない)、給料が安い
というところは、言い換えると
人件費を徹底的に削減しようとしている
ということになるのだが、
人件費率って特にIT系だと凄い高い(50%以上とか)ので、
ここが膨れると赤字、倒産等のリスクが当然上がるのである。
業種ごとの人件費率はこちらのサイトが参考になります。 

まぁ要は
人がいないと業務が進まず利益が出ない
でも人件費がかさむと利益率が下がっちゃって利益が出ない
じゃあ人件費下げよう! 

残業代出さない、休日も働かせる、薄給
という流れだと思うのだけど、
普通に
「安い賃金で死ぬほど働いてね!てへぺろ!」
なんて言ってもそんなのに従うわけないので、

「コレぐらい社会の常識だ!わがまま言うんじゃない!」
「君はまだマシだよ。もっと酷いところはたくさんある。今は辛くてもウチは将来も有望だし、今辞めたら絶対後悔するよ・・・」
「成果も出せてないくせに残業代?会社に貢献できる人材になってから言おうね」
「他の皆も同じ条件で頑張っているのに、君だけそういうこと言うなんておかしいね?」
みたいな事を言って、
感覚を麻痺させて奴隷化するのである。と、思う。

文言は全く同じではないが、似たようなことは私も言われた記憶がある。
特に最初に勤めていたコンビニは酷かった。
残業代出なかったし。周囲はその環境に慣れている人たちばかりだから、疑問も持たないようだったし。

ここで、見出しにもある「必然」の意味だけど、
要は人件費下げないと生き残れない、体力のない企業が多いということなんだと思う。
大企業も、やっぱり業績不振でとなると、そういう方向に動いてしまうのはある意味必然とも言えるという意味です。
経済がグローバル化してきて、競争も激しくなっている、主にアジア圏の安い賃金の労働者が競争相手になり、価格競争でどうしても勝てなくなってくるというような状況も、その一因かもしれません。

ただ、そんなやり方しかできない企業は早々に潰れる。
企業の役目は顧客の幸福創造と従業員の幸福創造による社会への貢献であるはずで、
それができない企業というのは存在価値がないのと同じなのでほっといても淘汰される。
とっとと逃げ出すのが正解ですよ。
と、ブラック企業にいると気付き始めた人たちには言いたい。
転職6社目の体験談だと、ちょっと信じる気にもなるでしょ?w 

その他のブラック企業体験談と特徴

まだ1社目のブラック体験しか書いてないので、他のも簡単に書いておく。
2社目:
結構マシだった。この会社でプログラミングの基礎を学んだのは今でも活きてる。
リーマンショックがなければまだそっち関係で働いていたかも。
3社目:
かなりブラックな不動産会社だった。
元々鬱傾向の先輩がストレスで胃を半分もってかれた。
その後その先輩が再び入院してる間に辞めた。先輩もしかしたら死んでるかも・・・
4社目:
ベンチャーだったので忙しかった。ブラックといえばブラックだったかもしれないけど、
自分自身はそれなりに楽しんで仕事できていた。
5社目:
急激に会社を大きくしすぎて傾いた。傾いた後結構一方的なリストラがあったらしい。
傾きだしたときに転職したので今思うとタイミングよかった。
6社目:
現職。今のところ不満なし。

1社目のブラック企業時代に在籍中に第1子が産まれた。

そのころ、勤務時間は長いし、休みも少ないし不規則だしで、
子どもの面倒は妻に任せがちだし
妻との時間もやはり取れなかった。

ちょっと前に、
子どもが2歳までにどれだけ協力したかによって、
その後の妻から夫への信頼感が決まる。
みたいな記事を読んだ。

完全に尾を引いている(汗)

やはり両親の関係は、子どもに影響すると思う。
私たちのあまりよくない関係は、我が子に少なからず影響を与えてしまったと思う。

体験と、その当時の周囲の人々から見る、ブラック企業の社会への影響

まず、体験として、ブラックな企業にいると、家族のために時間も使えなければ、
気持ちにも余裕がない。
また、その当時の同僚などを見ていると、

経済的に安定しないから結婚なんてできないし、ましてや子どもなんて・・・

少子化を助長する

身体を壊す。精神も壊す

家庭も崩壊、子どもがいたら・・・その子も路頭に迷う

その他、もっと適切な環境で、適切に教育されていけば有能な人材になる可能性がある若者が、そういったブラック企業によって、成長の道を閉ざされるという側面もあったと思う。


最初の職場にいたときは、私自身も、
「すぐに辞めたら経歴に傷がつく」
「もっと頑張れるはずなのに、自分ができていないだけ」
「他に移ったらもっと悪くなるかも」
みたいな思考にとらわれていたが、
妻の
「絶対おかしい!」
「もっと他に向いてる仕事があるはず」
「あなたならもっといい職場に出会える」
という励ましで、入社から1年半ほどで辞める決心をした。
あの時の決断は今考えても絶対的に正しかったと思うし、
私の可能性を信じてくれた妻には本当に感謝でいっぱいだ。

ほっとけない問題、ブラック企業問題。

上記のような理由で、子ども達の将来の為にも、放っておいてはいけないと思う
ブラック企業問題。

若者と、日本の未来を奪うブラック企業~『ブラック企業 日本を食いつぶす妖怪』 (今野晴貴 著)
NPO法人「POSSE」を運営してきた今野晴貴氏が、
その著書について語っている。

ここにも、
『この本を「誰に読んでほしいか」と問われれば、子供を持つ親、そして教育関係者だ。実は、私が受ける労働相談の一定割合は、親御さんからの相談である。ブ ラック企業の問題は、対処法を誤ると取り返しがつかない。特に、これまでの日本社会の常識から、「我慢していれば、いずれ会社になじむ」と考えてしまう両 親や教育関係者が多く、被害を拡大させている。』
という一文がある。

まだ小さな子どもの親であっても、 これから親になる人たちにとっても、
というよりも、日本の社会全体にとって、
ブラック企業というのは敵になると言っていい、大きな問題だと思うのでした。

2013年12月22日日曜日

「非営利団体の活動=間接的に経済を動かす活動」という見方~いつか実を結ぶ取り組みへお金を流すには、やっぱり寄付という仕組みが大事だと思う。

「非営利団体の活動=間接的に経済を動かす活動」という見方~いつか実を結ぶ取り組みへお金を流すには、やっぱり寄付という仕組みが大事だと思う。

営利企業の活動=直接的に経済を動かす活動。 非営利団体の活動=間接的に経済を動かす活動。 こういう側面を無視してしまっていいのか?

営利企業であっても、非営利団体(NPOや社会福祉企業)であっても、
事業を行う集団であることには変わりなく・・・
事業を継続させていく為に、資金が必要だということもやっぱり変わらない。

ただ、こと非営利団体について、
「非営利団体なのにお金儲けをするなんて許せない」とか
「非営利団体のサービスなのに、金額設定が高すぎる。税金も優遇されてるくせに・・・もっと安くしろ!」とかいう論調が今でもあるようで、

個人的には非常に短絡的だなあと思ったりする。

非営利団体の活動は主に、サービス受益者が社会的・経済的弱者であり、受益者自身からの費用回収が難しい領域に対するサービス提供である場合が多い。

ホームレスを対象にしたNPO活動であったり、
ひきこもり、ニートを対象にしたものであったり、
身体的障害を抱えた方々を対象にしたもの、
老人を対称にしたもの、
一人親家庭を対象にしたもの、
親のいない子どもや虐待を受けた子どもを対称にしたもの
などなど・・・
簡単に想像がつくだろうが、上記のような人たちからはお金は取れない。
でも、サービスの提供にはお金がかかる。
特に人件費だ。
通常の営利企業であっても、人件費は費用の多くを占める。

非営利団体でも、その活動には従事する人がいて
その人たちの生活を守る為にもやっぱりお金は必要だ。
でも、サービスの受益者から、直接お金をもらうことは、上記のような理由から困難で、
それゆえ、非営利団体に従事する方の給与というのはやっぱり比較的低くなってしまいがち。

格差社会の進行を食い止める役割

非営利団体は、寄付だったり、助成金だったりを使用して、
その事業を遂行することになると思うのだけど、これはつまり
富裕層⇒貧困層
へとお金を動かす仕組みとも捉えられると思う。

これは、ただの消費行動ではなくて、
そうやってチャンスを得た人材が、経済に貢献するようになる可能性も秘めていて
「経済への間接的な貢献」ともいえるのだ!と主張したい。

営利企業の活動は、直接的に経済に働きかけるので、
利益獲得までの期間も短くなるから、投資などもしやすい、受けやすいだろう。
ただ、そういった、富がある層に集中的に流れていく仕組みは、
どこかで調整してあげないと、間違った方向に社会を進ませる危険性も孕んでいると思う。

「富がある層に集中的に流れていく仕組み」
というのは、突き詰めていけば封建社会だし
かつての武士・農民の関係になっていく可能性があるし、
『経済という枠の中で生まれる奴隷制度』
にもなり得る危険な流れだと思う。

格差社会-wikipedia

このwikiによれば、格差社会は経済の衰退や治安悪化なども引き起こす懸念があるという。

非営利団体の活動の多くはこういった問題に挑むものであって、
経済界も行政も市民も、積極的にこの動きを支援していかないと、
5年後、10年後に困るのは自分たちだったという結果になるのだろうと、私は思う。

学童保育の場合、行政からの委託費用が収入の割合として大きい。

裏を返せば、事業資金の大部分を行政に頼り、
言い換えれば事業継続の生命線を行政に握られているとも言えると思う。

学童保育は、子どもたちに対してサービスを行う事業であるから、
将来の社会を担う人材の育成に大きく寄与している事業だと言える。
この事業の生命線を、行政に握られたままというのは、非常に危機感を覚える。

これは、現在の行政を批判するということではなく、
行政というのが「権力」の側にあるからという理由。

言うまでもなく権力というのは強者の立場であるので、
弱者を軽視する懸念は大いにある(だからこそ、そうでない政治家を市民は選ぶ必要があるのだと思う。)。

強者に頼ることなく、弱者の為の事業が継続できる環境を構築しておかないといけないと思う。

その為の、ひとつの有効な手段が「寄付」だと思っている。
今はまだ、社会的良心というものが機能し、プレッシャーをもつ環境だと思う。
これが機能している間に、寄付などの手段で、貧困層へも経済が流れていく仕組みを作っておかないと、格差社会の進行を止められない。

幸い最近は、寄付周りのニュースが色々あったり、
クラウド・ファウンディングだったりという新しい寄付の形ができてきたり
社会貢献系クラウドファウンディングのREADYFOR?(レディーフォー)

ファンドレイジング・サイト というのが盛り上がっていたり
ファンドレイジングのJustGivingJapan

Facebookに「今すぐ寄付」ボタンができたり

「いいね!」やクリックだけで寄付ができる「gooddo」というのが出てきたり

希望のある動きもたくさんある。

この動きは是非とも広げていき、権力に頼らない、弱者救済の仕組みができていけばいいなと思う。

秘密保護法案なんかを可決しちゃう今の日本政府では、何をやってもおかしくないのだから。。。


2013年12月21日土曜日

愛された記憶を植えるということ。学童保育が子ども達の心に残すもの。

愛された記憶を植えるということ。学童保育が子ども達の心に残すもの。

昨日、学校を休みました。

朝起きてきたら、「気持ち悪い…」と。
熱はなかったのだけど、どうも唇も青白いし。
大事をとって休ませる事に。

妻もいたのだけど、「たまには甘えさせてやるか…」というのもあり、
私も会社を休んで看病することに。

…本当に体調悪い?

ちょっと休ませたら、熊のぬいぐるみで遊び始める。
あれ?気持ち悪かったんじゃないの?
「気持ち悪いよ…」

おっとこれは、仮病とは言わないまでも、すぐ治った感じのやつか?(笑)

風邪をひいたときのスペシャル感ってあったな〜

自分の子ども時代を振り返ると、
風邪をひくと、母がポカリを買ってきてくれて、
色々世話してくれて…
独り占め。(笑)
何か、大事にされてる感じ、愛されてる感じがして、熱が下がらないぼーっとした頭でなんかちょっと嬉しかったりした。

そんな経験になったのであれば、まあ、いいかと思ったのでした。

愛された記憶が子どもを大きくする

自分の存在意義とか、そういうものって、誰かに愛されることで少しずつ実感していくものなのかなーと。
自分の場合、父は仕事で忙しかったので
母との時間や、周囲の大人の優しさとか
もちろん、友達の存在とか
愛されてるとか、必要とされてるとか、そういう感覚が
健全な成長にとても大事だったような気がする。

共働きが増える現状と、学童保育の重要性

我が子の通う学童の指導員の先生は、
たまに私が学童に行くと色々話してくれる。
野菜が好きで、学童にある畑の仕事を手伝っているとか。
手伝うのが楽しいのか…皿洗い、掃除…いろんなことをすすんで手伝っているだとか。

どうも家だと、危ないからとか、大人がやった方が早いとかで
なかなか手伝いをさせる機会が少ないかもしれない。

お手伝いを通して、
自分がしたことが喜ばれるとか、
自分が必要とされてるとか、
そういう感覚を育んでいるのかもしれないなーと思う。

そして、いつも変わらず迎えてくれる人がそこにいるという安心感が
学童保育に通う子ども達の心にはあるんじゃないかと思う。

家庭や地域という、子ども達の「ベース」が、
共働きの増加とか、近所付き合いの希薄化とかによって揺らいでいる今、
「あそこに行けば○○さんが"待ってる"」という安心感って、
やっぱりあると思うし、それこそが「学童保育の重要性」なんじゃないかなと思います。

ボランティアだけじゃ、そうはいかない

ボランティアを否定するわけじゃないけど、
子どもって凄い難しいものだと思う。
片手間で付き合えるわけじゃないし。
そんな子ども達の教育の一端をお願いするわけだから、
やっぱりちゃんとした勉強をした方にお願いしたいと思うのは自然な流れだと思います。

子ども達にお金をかけるのは、未来への投資

子ども達には、確かにお金がかかります。
学童保育は、行政が行う事業で、民営のものでもそれは委託事業というのがほとんど。
税金が使われているのは事実です。
でも、子どもにお金をかけるのは、未来への投資だと思います。
フィンランドは、天然資源もない小さな国だったから、教育にほとんどの資源をつぎ込んだといいます。

今、子ども達に豊かな教育をしてあげないと、
将来困るのは老いた私達だと思うのです。

2013年12月20日金曜日

子どもと向き合うということ。信頼関係は少しずつ、少しずつ積みあがっていくものだと思う。

子どもと向き合うということ。信頼関係は少しずつ、少しずつ積みあがっていくものだと思う。

わが子との関係も、毎日を共にするなかでの積み重ねでできてくる。


自分の子どもとの関係性でさえ、一朝一夕でできあがるものではなく、日々の暮らしの中で、目をかけ、手をかけ、見守り、抱きしめていくなかで少しずつできていくものだと思う。
これが、うまくできずにもどかしく思うというようなことは、我が子との関係性の中であっても度々起こってしまうものだし・・・
心が様々に変化し、周囲の環境もめまぐるしく変化していく子どもたちであるから、
それに対し対応していくのは大人といえど非常に難しいことだなと思います。

毎日気にかけてくれた隣のおばちゃん。

私が小学生の頃、隣のおばちゃんがいつも私と、弟を気にかけてくれた。
私の母が、私が11歳の時に亡くなってしまったときのことだ。
弟は まだ3年生で、状況もよく分かっていないようだった。

近所の人たちがよく気にかけてくれるなかで、
特に隣のおばちゃんは気にかけてくれた。
子供心に、あんまり迷惑をかけちゃいけないと思ったりしていたのだが、
毎日優しくしてくれるし、家にも上げてくれて
あまり覚えていないのだが、おやつを頂いたり、夕飯を頂いたりといったこともあった気がする。

道で会えば声をかけてくれるし、よくうちに声をかけにきてくれていたような気がする
(もうずいぶん昔のことなのでうろ覚えである(笑))

そのうち、おばちゃんには甘えてもいいような気がしてきた。
そうすると、他の大人の好意にも、甘えていいのかもしれないと思えるようになっていった。
友達のお母さんが、土曜日にお昼を作ってくれて、友達がお皿に山盛りで持ってきてくれたこともあった。
今考えると、本当に頭が下がるというか・・・

父は再婚せず、男手一つでそれからずっと私たちを育ててくれた。
掛け値なしに尊敬している。
きっと本当に大変だったと思う
(子どもができて本当にそう思う)

でもその頃を思い返すと、
私たち兄弟は地域の大人たちみんなに見守られていた気がする。

10代も後半になったころ、親戚に言われたことがある。
「よくグレずに頑張ったよな」

確かに、片親だとグレるみたいな風評が当時はあった。

その時なんか思ったのだ。
「寂しかったけど、寂しくなかった。」
当時は近所の大人たちも、同級生たちも、
私たちを暖かく受け入れてくれていたから。

信頼

していたんだと思う。

子どもたちが信頼できる大人って・・・

今、どれくらいいるのかな、と思う。
毎日気にかけて、
毎日見守ってくれる大人って
どれくらいいるのかなと。

教育って、何?

最近思う。教育って何?
勉強を教えるだけで教育じゃないと。
日本って識字率、基礎教育の浸透って多分進んでるんだろうけど、
自分を好きになれるような教育とか
本当に強く生きていくために必要な教育ってなされているのかなって。

学校に押し付けられるものじゃない

これはさすがに、全部学校にお任せでできるようなことじゃないと思う。
保護者は、自分の子どもだけじゃなくって、地域で教育できるようにするべきな気がする。
でもそれって、気が向いたときにとか、時間があるときにとかじゃなくて
毎日の積み重ねで、まず子どもたちに信頼されるようになってからの気がする。

自分も全然できないし、やり方もわからないけど。

自分がそうしてもらったくせに、いざ今、やって。と言われるとなかなかやり方はわからない。
でもなんか、そういう意識をもっておけるようにしたい。
仕事は都内で、帰る頃には子供たちは寝ているし、時間的にも
「お前できねーじゃねーかボケ!」って感じなんだけど、

なんか、自分が小学生の頃のことを思い出すと、
すごい恵まれていたなと思う。
気にかけてもらえる自分はきっと、それくらいの価値はある、”いい子”なのかな?
みたいなことも思っていた気がする。
※これ、すごーーーーく重要だったと思う。

2013年12月19日木曜日

本質理解とSEOと。ビジョンをブラさない覚悟とgoogleと。ROCKの精神をNPOに。社会貢献に。

本質理解とSEOと。ビジョンをブラさない覚悟とgoogleと。ROCKの精神をNPOに。社会貢献に。

SEOっていうgoogle迎合が何を生むのか

SEO:Search Engine Optimization
検索エンジン最適化。

『検索エンジンサイトでのキーワード検索結果として、上位ページと下位ページでは、クリック率・誘導率にきわめて大きなかい離がある。また、検索エンジンサイトの検索結果からの誘導そのものは、他の広告媒体などとことなりコストがかからないため、企業サイトにとって、極めて効果が高く重要なポジショニングとなっている。 このため、検索エンジンが検索キーワードによる検索結果として表示する順位の決定アルゴリズムを分析し、自社サイトの上位表示を目指すための修正・最適化を実施することで、これらを実現する風潮があらわれた。これが検索エンジン最適化である。』
(wikipedia SEO:検索エンジン最適化より)

ブログを書いたり、サイトを作ったりすれば、当然流入が増えてほしいと願う。
SEOで検索結果上位に表示されれば、流入増加が見込めるし、そのブログやサイトに広告が設置されていれば、広告収入が期待できたり、アフィリエイトをやっているサイトであれば成果報酬の増加も期待できるだろう。

実際、アフィリエイトや広告収入で生計を立てていらっしゃる凄い方々だっていらっしゃる。
例えば
イケダハヤトさんは、つい先日年収まで公開していた。プロブロガーだ。

※この記事でいいたいのは、そういった方々がSEOばかりやっていてgoogle迎合だっていうことではないです。

私も流入は欲しいです。SEOとか勉強しようと思いました。色々調べました。検索しました。

SEOってどうやればいいのかと思って、
検索にガンガンヒットさせるSEOの教科書
っていう書籍を読んでみたりもした。

そうすると、自然と、
検索ボリュームの大きいキーワードの選定が大事
っていうところに行き着く。

ここで、流入がほしい理由を書いておくと色々あって、

  • そりゃ広告収入とかもらえるなら・・・もらいたいですよ
  • 単純に読んでくれる人が増えたら嬉しいです
  • アフィリエイトとかも、お金もらえるなら嬉しいし。
とかまあいわゆる不純な動機みたいなものもあります(笑)
※ちなみに広告は出してないですけど、書籍の、Amazonへのリンクは一応アフィリエイトリンクになっています。

ですが、このブログのテーマとかも考えて、一番やりたいのは
今ある現状を多くの人に知ってほしい
というところが大きいです。

それは、
学童保育のことだったり、
児童養護施設のことだったり、
子育ての孤独だったり。

当事者でないとわからないこと。
私はどれも、当事者のごく近くでその問題を目撃し、体験しているので
この課題を解決したいと思って、やれることからと思ってブログに書いています。

検索ボリューム、小さいです。

このブログがテーマにしてることって、
当事者でないとなかなか関心をもち辛いというのもあり、
検索ボリュームは少ないです。

そうすると、SEO的観点からいうと、
もっと検索ボリュームの多いキーワードで記事を書け
となるわけなんですが、

それだと、伝えたいこととズレていっちゃうんですよね。


たまたま、アプリの仕事してる関係で気になって書いた
これ、違法じゃないの?著作者に何の利益も行かないでしょ?iPhoneアプリ〜好 きなだけ無料音楽が聞き放題〜!MusicGetter
という記事は、どうやら検索上位の方に出ているのか、2~3日前からちょこちょこと、検索経由での流入が来はじめました。

でも、これ、テーマとはやっぱり違う、イレギュラーな記事なんですよね。
書きたいことは、これじゃないんです。

googleに迎合して、SEOやりやすい記事だけ書くことは、このブログの場合本質とズレる。

このブログは、アフィリエイトブログではなく、アクセスを稼ぐ為のブログでもなく、
私が伝えたいテーマを書いていくブログです。
その本質はブらしてはいけないなーと思っています。

ROCKの精神で、書くべきことを書く。

私は、音楽も昔やっていてROCKが好きです。
ROCKは、いつの時代も、自分たちの本当にいいと思ったものをやり、
自分たちの言いたいことを言う。そういう精神をもったものだと思っています。
分かりやすく言うと、ジョン・レノンの
とか。
戦争とか、政治とか、クソ食らえと。
想像しろよ。世界は一つだぜ。

あの歌はセールス的にも成功してるとは思いますが、
その本質はあのメッセージを伝えることだったと思います。

困難でも、あるべき未来を想像して、実現していくのがNPOだし、社会貢献だと思う

主にNPOの活動は、弱者をそのサービスの利用者、受益者として設定するため、
収益を獲得し、事業を継続する難易度は通常の営利企業以上に高いものなのではないかなと思います。

それでも、あるべき未来を想像し、実現していこうと挑む姿勢が、支持者を集め、何かを変えていくのだろうなと思うわけです・・・。

このブログも、”ROCK”でありたい。SEOやgoogleに迎合して流入が得られても、支持者、協力者は得られない。

そもそもこのブログをはじめたのって、
変えたい現状があって、
同じように思っている人とか、
「そうだよね」っていってくれる人とか
そういう人と繋がりたい、知り合いたいっていうのもあったのでした。
SEOやgoogleに迎合して流入が増えても、
そういう人は絶対現れないなと思い出しました。

書きたいことを、しっかり自分の意見もって書き続けようと思いました。
続けているうちに、伝えたいことを広めていくチャンスはきっと訪れると思うし。

社会は確実に、私が今感じているような疑問、問題が、拡大する方向に向かっているという危機感もあります。
ことが大きくなり始め、「これは・・・」と、みんなが興味を持ち始めるときが必ず来るはずです。

その時に、みんなが誤った情報に振り回されないように、
現場の情報を、ここに書き溜めておく事がミッションだという気がしています。

公設公営でなく、公設民営の可能性 学童保育と全児童対策事業の問題〜NPO法人 鶴ヶ島学童保育の会にみる解決策

公設公営でなく、公設民営の可能性 学童保育と全児童対策事業の問題〜NPO法人鶴ヶ島学童保育の会にみる解決策

板橋区で問題になっている、学童クラブ廃止の問題

板橋区の、学童クラブ廃止への動きを見ると、公設公営の保育の限界を感じてしまう。

この請願書だけだと、行政が何故学童クラブを廃止しようとしているのかは分からないが、
問題は利用する保護者や子ども達と遠いところで意思決定がされてしまっている所にある気がする。

現場と意思決定者の距離が離れると、必ず問題が発生する

これは、仕事やビジネスの場でも言える事だし、一種真理とも言える事だと思っている。
何らかの意思決定が行われる際、必要な情報がある程度の鮮度を保って伝達できる状況にしておかないと、意思決定の質そのものが低下する。

ここ数年、ITベンチャーで仕事をしているが、うまくいくプロジェクトとそうでないプロジェクトの差は、まさにここ。
現場と意思決定者の距離によって成否が決まると言っても過言ではない。
ディレクターとして働いてきたので、私の仕事はもっぱらこの現場と意思決定者の橋渡し。
意思決定者に現場を理解してもらうと、仕事はスムーズに進む。
あまりに意思決定者と現場の距離が離れていた場合には、権限移譲してもらって解決したりする。

行政に任せると、現場のニーズや実状と、意思決定のズレが生じる

というのが、今回の板橋区の問題の根底にあるような気がしている。
板橋区の場合公設公営で学童クラブを運営してきたようだ。

公設民営というやり方で、運営の意思決定に現場の声を

埼玉県鶴ヶ島市の学童保育は、NPO鶴ヶ島学童保育の会によって運営されている。
市から事業委託される形での公設民営形式での運営だ。
鶴ヶ島学童保育の会のあゆみ

全てを現場で決められるという訳ではないだろうが、発言力は増すし、より現場の現状を意思決定に反映させやすくなるのは予想できる。

鶴ヶ島の学童保育では、当初公設公営を求めていたそうですが、
子どもの心にそった保育を実現する為に、民営の道を選んだとのことです。

その選択は正しかったと言えるのではないでしょうか

他の自治体でも、公設民営の学童保育は存在する。

西東京市に、子どもアミーゴさんというNPOがあるそうです。

西東京市の子どもアミーゴの活動について書かれたブログ

このブログは、隣の武蔵野市の保護者の方が西東京市の学童保育を見学し、両保育の状態を比較しています。
武蔵野市は公設公営であるようでした。

ここで紹介されている西東京市の学童保育も、子供たち第一で運営されている様子が伺えます。
民営の強みとして、現場の要望、子供たちの希望を見学運営に反映しやすい、というのはあるのではないでしょうか。

成功の事例と認識し、活動を広められないか?

これら公設民営の成功事例は、広く全国に事例共有し、ノウハウ共有していくべきだと感じている。

情報は財産。
これを広める活動ができたら嬉しい。

ブログ、地道に続けてその足がかりにできるように頑張ろう。

高級学童だけ増えてもな〜…GUNOSYに届いた二つの記事に見るワーキングマザーと保育の問題

高級学童だけ増えてもな〜…GUNOSYに届いた二つの記事に見るワーキングマザーと保育の問題

学童保育への需要増加と企業の参入

高級学童が増えてるらしい。

こんな記事がGUNOSYで届いた。
GUNOSYちゃんとキュレートしてくれてるじゃん
というのはおいといて

この学童保育は豪華過ぎて手が出ないなー
月5万〜10万って…
まあ、共働き高収入の家庭なら「あら嬉しい!」ってなるのかもしれないけど…

単価を高くすれば収益化し易いだろうし、事業戦略としては超納得

安価な保育料設定で運営するとなれば、必然的に顧客数を増やさないとならない。
保育事業で顧客が増えるというのは、預かる子どもが増えるということだから
指導員も増やさなきゃいけない、施設も大規模化する、事故等のリスクも増える…
それに、補助金とかどうなってるのか分からなかったけど、
低価格路線で勝負しようとなったら、既存の公営施設が競合になってしまう。
事業戦略でいったら、何らか差別化するのは必須だし
ターゲットユーザーを高収入層に絞るのは納得。

学童保育待機児童問題の解決には繋がらない気が…

待機児童の問題の中には、公営の学童保育の料金も払えない家庭の問題も含んでる。
そういった側面から見ると、学童保育待機児童問題の解決には繋がらないんだろうなという気がする。
この記事も今日のGUNOSYで届いた。
今日のGUNOSY記事は何か秀逸だったな。

子育てしながら仕事を続けるワーキングマザーが増えているという内容。
不況の影響で、男性の収入だけで家計を支えるのが難しくなって
子供ができても女性が仕事を辞められないというケースが推測されてるみたい。

この二つの記事が示すところは、
保育等の支援が本当に必要な層には、まだまだ支援の手が足りてない
という現状だろうと思う。

学童保育の現状は「国から放置されている」?

全国ではまだまだ、保護者が共同で運営するタイプの学童保育も多いようだ。
この記事の方が、今の学童保育の現状を正しく捉えているだろう。
指導員の待遇だったり、人員不足だったりというのは周りでもよく聞く。
とはいえ、子供を預けるわけだから、人を増やせばいいってわけでもない。
いわゆる「一年生の壁」というやつだろうか、この問題をどう解決すべきなのかについては、なかなか難しいというしかない…

低収入は自己責任という論調には疑問

努力しなかったから低収入なのであり、
それは自分の責任でしょ?みたいな論調をネットでたまに見る。
年収1000万なんて沢山いるし、私は頑張ったからそれだけ貰ってるだけ、みたいな。
あれは本当に本質を理解してないというか、感謝が足りないというか…

人は環境に大きく左右される。
今の自分は、
親が作ってくれた養育環境だったり
学業をサポートしてくれた学校その他の学習環境だったり
友人だったり親戚だったり
職場の上司だったり、同僚だったり
今まで自分を取り巻いてきた環境が、自分を形作っているのである。

そこには運という要素も大きい。
まず、どのような家庭に生まれ、育つかなんて、自分じゃ決められない。運だ。

今の自分を、全て自分の力だけで切り拓いてきたというような勘違いに根ざした、低収入は自己責任というような論調は、私は違うと思う。

自分が受けた恩は、今困っている人達への貢献として返すべきだ。

学童保育の問題は、みんなで解決しないといけないんだと思う。

応募してみたいかも…新しいカタチの社会貢献サービス[gooddo(グッドゥ)]さんがウェブマガジンのライター募集してた。

応募してみたいかも…新しいカタチの社会貢献サービス[gooddo(グッドゥ)]さんがウェブマガジンのライター募集してた。

社会貢献マガジン、「gooddoマガジン」のライター募集してた。

まず、gooddoというサービス自体の紹介。

そしてgooddoマガジンがこちら。
こんなWEBマガジンあったんだ!
中身の記事も興味深いものが多かった。


社会貢献に興味のある学生さんとかに最適!な募集要項



条件は
【こんな方におすすめ!】
・社会貢献のウェブメディア運営に興味がある方。
・ウェブのライティングスキルを上げたい、社会貢献に興味がある学生。
・NPOのウェブ、ブログ担当者(広報・代表)。
・社会貢献に特化したライティングのノウハウを学びたい方。
【必要なスキル】
・ブログのライティング経験がある方
・行動力のある方
【応募資格】
・Facebookを日常で使用していること。(連絡手段として使います)
・東京/西新宿での打合せに参加可能であること(平日夜、月一回程度)
【歓迎するスキル・経験】
・NPO活動に参加した経験
【募集人数】
・5人程度(2013年11月現在、5名)
【期間】
・3ヶ月(更新有)
【応募締め切り】
・特になし、随時応募
【報酬】
・特にありません
ライティングスキルがまだまだなのと、
本業があるので打ち合わせや面接に行けないな〜…

でも、面白そうである。
社会貢献NPOの現場がどんなものなのかとか興味あるし。

社会貢献NPOの運営事情とか気になりまくり!


によると、今年の3月にスタートしたとのことだが、運営がどんな感じなのかとかも
とても気になる。

とりあえず、gooddoマガジンの新着記事は
でツイートされてるみたいだったので、早速フォローしました!


なんと今日が国際ボランティアデーとのこと。

運命的なタイミング!?

「世界で最も子どもが幸福な国」オランダのイエナプランと学童保育の共通点

「世界で最も子どもが幸福な国」オランダのイエナプランと学童保育の共通点

オランダのイエナプラン小学校

放課後NPOアフタースクールさんのブログに、
がありました。

いくつかある、このイエナプランの特徴の中で、
異年齢学習
対話→学習→遊び→催し
というところが、一部
学童保育の特徴と共通点があるなーと思いました。

みんなで宿題をする、分からなければ高学年の子が教えてくれる

指導員でもないので、全てを知ってる訳ではないんですが…
私の息子が通う学童保育では、6年生まで通えます。
学童では、学校で出された宿題にとり組みますが、
1〜6年生までいるので、お兄さんやお姉さんが教えてくれる、なんてこともあるようです。

異年齢での交流は、放っておくとなかなかないと思います。
私も小学校の頃、上級生と遊んだ記憶はあまりないです。
学童では、そういった関わりが自然に生まれているようです。
たまに息子を迎えに行ったり、行事を見にいくと、
大きなお兄さんに構ってもらう息子の姿を目にしたりします。

対話、遊び、催し

学童での様子を聞くと、学年関係なく一緒に遊ぶことも多いと聞きます。
いろんな友達と話ができるのは、息子にとってもよい環境のようで
いつも生き生きとした表情を見せてくれます。

学童では、運動会、キャンプ、バザーなどなど、
様々な催しがあります。
どれも、子供たちが主体的に参加できる形にしていただいているようで、
子供たちの主体性を育てる結果になっていると思っています。

学童保育の可能性…国際競争力を育てる教育の場にできないか?

日本の教育は、井の中の蛙状態というか…
日本社会が良しとする、一定の型枠にはめる教育になってしまっていて、
突き抜けた人材が育ってこない。

当たり前な話で、人が環境に大きく左右されながら成長するのならば、
同じような環境で育った子ども達は、同じような大人になるはずで。

環境や体験の多様性を許容できる教育環境でないと、
国際競争力のある人材は育たない気がする。

イエナプランの詳細な解説は、放課後NPOアフタースクールさんの記事に任せるとして、
私が感じたのは、
予測不能な様々な体験の発生を促す環境
が作られている気がするということ。

様々な年齢の子供たちが交流し、対話し、遊び、活動するとき、
同年齢だけで括った時には生まれ得なかった
様々な事が起きるのだと思う。

強烈な体験が、強烈な個性を育てる

これは、自己の体験からも言えるし
最近読んだ、家入一真さんの
「こんな僕でも社長になれた」からも
それが言えるんじゃないかという感想ををもった。

学童保育の場に、体験型学習を提供するような事業とか
意外と可能性があるんじゃないかと思ったりしている。

これ、違法じゃないの?著作者に何の利益も行かないでしょ?iPhoneアプリ〜好きなだけ無料音楽が聞き放題〜!

これ、違法じゃないの?著作者に何の利益も行かないでしょ?iPhoneアプリ〜好きなだけ無料音楽が聞き放題〜!

いつもと違う話題だけど、どうしても気になったので…

数日前くらいからか?
appstoreで、無料で音楽聞き放題というアプリがランキングの上位に。
音楽好きなので、とりあえず落としてみたんですけど…

凄い便利。本当に無料で聞き放題なんだけど…

詳しくは
本当に無料で聞き放題。
音質もいいし、バックグラウンドでも動作するから凄い便利。

でもさ、なんで無料で聞けるわけ?

絶対違法でしょこれ。

この、好きなだけ無料音楽が聞き放題〜!
というiPhoneアプリ、怪し過ぎ。

絶対違法でしょ…
YouTubeにもSoundcloudにも上がってない曲も聞けたし。
シングルのカップリング曲とかまで聞けた。

このアプリ、デベロッパーはKOTO MA…
個人?

デベロッパWEBサイトは
ブログの管理者は、nari miさん?
ほぼ空なんだけど…

KOTO MAで検索したら、
どうやら他にも2つ程アプリ出してるらしい。

うち、
好きなだけ無料音楽が聞き放題〜!MusicGetter 
と、
は、11月9日と13日に出してる。

これ個人じゃ無理だな。会社だな…

ちなみにnari miさん、YouTubeチャンネル持ってるようで
というアプリの宣伝動画があったのだけど、
not found…

なんか怪しすぎる…

音楽聞くのに完全に無料だし、使用料とか払っていなそう

多分、違法な手段で取得した音楽データを垂れ流していて
ユーザーを集める。
アプリには広告が設置されているので、この広告費でマネタイズしているんだろう。
他所様が一生懸命作ったコンテンツで人集めて、
自分らだけ儲けようっていう感じではないかな?

あんまり怪しいので、使用するのやめました。
この仮説が当たってるなら、かなり悪質な違法行為だと思うけど、
確かめる術がないなー…

児童養護施設で暮らす子供たちを支援する。3万人の子ども達を笑顔にしたい〜Bridge For Smileさんの取り組み

児童養護施設で暮らす子供たちを支援する。3万人の子ども達を笑顔にしたい〜Bridge For Smileさんの取り組み

3万人の、親と離れ児童養護施設で暮らす子ども達の為に

児童養護施設で暮らす子ども達の支援をする、認定NPO法人Bridge For Smileさん。
このサイトを見ると、今の児童養護施設の課題が見えてくる。

児童養護施設は今満員状態

児童養護施設の不足、虐待の増加(発覚数の増加)により、
児童養護施設は今満員状態だと聞く。
を見ると、より詳しく分かる。

虐待による入所が、入所理由の第一位。
入所する子供たちに対して、指導員の数が足りていない。

指導員の仕事は「親代わり」。
朝も夜もないし、人と向き合う仕事であるから、その苦労は大変なものだろう。
また、正直給与も恵まれたものとは言い難いようだ。

続けたくても…という方も多いだろうと思う。

18で迫られる「自立」

一般家庭の子ども達であれば、まだまだ親の加護の元にいる18歳という年齢。
児童養護施設の子ども達は、原則高校卒業と同時に施設を出て働き、自立することを求められます。
中には高校進学も断念し、中学卒業と同時に就職、自立する子供たちもいるそうです。

Bridge For Smileさんの取り組み

子ども達の巣立ちを支える。
その為に様々な取り組みをされているそうです。
巣立ちプロジェクト、アトモプロジェクト、スマイリングプロジェクトなど…

ジョブプラクティスは、本当に大事だと思う。

児童養護施設の中学生や高校生向けの、仕事体験プログラム。
働くこと、収入を得ることは、やっぱり生活の基盤になると思う。
大人の私たちは、仕事の大切さ、楽しさ、大変さを彼らに伝えて
生活の基盤を作る手伝いをするべきだなと思う。

どうやって、自信を持たせてあげるのか。

自信と、自己肯定感。
これがないと、ただでさえ困難な状況に立たされている彼らは、
簡単に将来を悲観してしまうのではないかと思う。

中古でもいいから、PCがあれば何かできる。

児童養護施設の子ども達、PCとか持っているのだろうか?
今の時代、PCがあれば、プログラミングも学べるし、情報の発信もできる。
自分でスキルを磨いて市場価値をつけることもできる。
プログラミングは、やろうと思えば小学生からだってできる。
児童養護施設の子ども達にむけて、PCの提供と、プログラミング講座とかやったら、
彼らの将来に貢献できるのではないか?
そういった取り組みしている団体さんとかあるのだろうか?
気になるので、調べてみようと思います。

プログラミングが可能性を拡げる5つの理由〜自立とプログラム。スキルをストックして自立できる若者を育てる〜児童養護施設の子ども達にプログラミングの教育を

プログラミングが可能性を拡げる5つの理由〜自立とプログラム。スキルをストックして自立できる若者を育てる〜児童養護施設の子ども達にプログラミングの教育を

プログラミングが可能性を拡げてくれる

児童養護施設の子供たちが、18で自立を迫られるという事実をしばらく前に知ってから、
教育が平等でないって、詰んでるなーと思っていた。

やっぱ大学くらい出てないと不利だよなと。
子供たちも、学びたいのに学べないという自分の境遇に
ネガティブな感情抱いちゃっても仕方ないよなと。

でもそこで思い出した。
自分も大学出てないじゃん。
と。

私の場合は中退なんだけども。

ただまあ、高卒でも、何とか人並みには食べていけてるし
それに、大学行ってない成功者ってのも沢山いらっしゃる。

だとすれば、18までの時間があれば、社会で戦えるスキルは身に付けられるってことか?
※私の場合は、18から働いてた訳ではない。でも24位から働きだして、今それなりに生活できてるので、逆に言うと18から働いてたらもっと成長できてたかも、とかも思う。

おそらく児童養護施設の子供たちには、教育だけでなく色んな課題があるのだろうから、一筋縄ではいかないかもしれないけど、それを言ってても始まらないので…

25の時、未経験から学んだプログラミングが今でも役立ってる。

私がどういう職歴を辿ったのかというのは割愛するけど、
今は都内IT企業でディレクターをやってる。(主にiPhoneアプリ)
ITのディレクターをやるにあたって、25の時に未経験から始めたプログラマーの業務経験が今でも役に立ってる。基盤になってるといっていいと思う。

その時関わってたのは証券関係で
言語はなんとCOBOLとかアセンブラ(!)
すっごく古い言語で、オブジェクト指向?なにそれ美味しいの的なw
化石的エピソードは沢山あるんだけど、今言いたいのはそれじゃなく、
何でもいいからコードに触れた経験は財産になる
ということ。

そしてその財産は君の市場価値に繋がると思うということ。

なぜ、プログラミングやろうぜと言っているのかというのを、
以下、5点にまとめてみた。

1.これからはプログラミングだって、オバマ大統領も言っているよ。世界はこれからより一層テクノロジーで進化していく。

オバマ大統領も、プログラミングは重要で、将来性があるという認識でいるようで
すべての人にプログラミングを学んでほしい
と、
Computer Science Education Week
というイベントに対しコメントを発表している。

2000年以降特に、ITテクノロジーに強みをもった企業が発展し、経済を牽引している。
Apple google twitter Facebook...
国内でも、楽天 DeNA gree GungHo LINE (正確には国内じゃないのもありますね)
この流れを見れば、世界はテクノロジーで進化していっているのは明白だし、
今後もその流れは加速していくと予測できる。

2.挑戦のハードルはどんどん下がっている。やろうと思えばスマホだけでだって、プログラミングには挑戦できる。

Androidのスマホであれば、
なんてのもあり、なんとスマホだけでプログラミングに挑戦することだって今は可能なのだ。

まあもちろんPCで開発した方が自由度も高いし開発しやすいだろうけどね。

PCに関しても、年々高品質低価格なものが出てきているし
開発環境の構築も、オープンソースのものを使用すれば無料でできてしまう。

プログラミングに挑戦するハードルはどんどん下がっているのだ。

3.教えてくれる人は沢山いるし、調べようと思えば簡単に調べられる。そういう環境が整っている。

ネットには、プログラミングマニュアルが沢山転がっているし、
何かにつまづいた時は、それをそのまま検索窓に打ち込むだけでいい。
大抵の事は、他の人も経験していて、「こうやったら解決したよ」という記事が残ってる。
私が勤める開発現場でも、ネットでやり方を調べるというのは日常茶飯事でよくやっている。
プロだってそうなのだ。真似すればいい。

また、ネットには、同じようにプログラミングに励む仲間もいるし、
先輩もたくさんいる。そういう人たちに、疑問に思ったことや分からない所を聞けば、
大抵は答えてくれる。
ggrksとか言っちゃう意地悪な人もいるけど、そういうのは無視してしまえばいい。

4.コードを書くたびに、自分に価値がストックされていく。経験は武器になり、市場価値となる。

理論を沢山学んだけど、実際コードを書いた事がない大学生と、(実際はそんな奴いないけど。大学生もちゃんとコード書いて頑張ってる。)
大学は行ってないけど100のプロダクトをコーディングした経験を持つ若者だったら、
評価が高いのは後者だ。
企業が求めるのは、
「これを作れる人材」であり、それはつまり「似たものを作った事がある」ということだったりする。
実際に作れる、作ったことがあるというのはエンジニアとしてはかなり市場価値を高めると言える。

5.何かを「作る」ということは、今の時代強烈な差別化要素となる。作り切ろう、何かを。

近代は、何でも用意されていて、「享受する文化」になってしまっている。
感動は人から与えられるもので、消費するもの。
みたいな若者は多いと思う。

でもいつだって世界を変えるのは、じぶんで何かを作り出す奴だ。

物を作るっていう行為は、本当は最高に面白い事だ。

それを知ってる人じゃないと、物を作ろうとは思えないだろうし、やらされる人生で終わってしまう。

プログラミングは、プロダクトを作る行為だ。この楽しさを経験できるかどうかというのは、今の時代では特に、強烈な強みになると思う。

プログラミングを覚えて、まずは自分の世界を広げよう

そんな取り組みを、児童養護施設の子供たちに向けてできたら、色々変わるな!と思った。

その為にはやっぱり、自分がもっと、教えられるくらいにならないと。

もう一度、プログラミングに本格挑戦しよう!
まずはプロダクトの立案からだな…




ブログを書くことは瞑想すること。〜何かを変えたいなら自分を変えるしかないということ

ブログを書き続ける事は一種瞑想のような感覚がある。

ブログを毎日書き続ける事が私の心に与えた変化

「人を助けるすんごい仕組み」という、西條剛央さんの本を読んだのが、このブログを始めたきっかけだった。
何かを始めよう、何ができるか、というところで選んだのがブログ。
ネットで色々調べたら、とにかく毎日書き続ければ読んでくれる人は増えていく可能性があるとあったので、ルールとして毎日必ず一記事は書こうと決めた。

始めてみると、流入は海外の怪しいサイトからの流入ばかり(笑)で、人間らしき流入は皆無だった。

その状況は今、3週間程経ってもそれ程大きくは変わっていないのだけど、主にTwitter経由で読みにきて下さる方もちらほら見え始めている。

最初は、「ブログ書いてもほとんど読んでもらえなかったら悲しいな〜」と思っていたのだけれど、今はあまりそういう事も思わなくなった。

「自分で毎日書くと決めたのだから、毎日書こう。」
というような感覚で、なんとなく邪念が削がれていくような気分(笑)


何かを続けるという事は、自分と対話する事に近い

ブログを書き続けることは、一種トレーニングのように思えてきている。

ブログを書くこと
ブログに書くネタを考えること
ブログに書きたいことを想像すること
は、普段あまりない、
自分が言いたい事を確認すること
自分が何を考えているのかを確認すること
自分がなりたい未来図を想像すること
に近くって。

ブログを始める前よりも自分のことが少し、よく分かるようになった。


日記とはちょっと違う…誰かに見てもらえるかもしれないという期待感とその精神的効能

多分日記とブログが違う最大の要因は、読者を想定して書くというところだろうと思う。
日記なら、全ては内向きで完結するけど、ブログは誰かが見てくれるので、そこから何かが変わるかもしれないという期待感がある(実際に起こるかどうかは別として)

それは、私にとっては適度な緊張感となって、自分をより良く変えていきたいという上向きのベクトルになっていると思う。

ブログを書くことが、自分が変わっていく為の精神的な後押しになっていると言える。

自分に対する信用を積み上げる作業

ブログを書き続けることに限らず、何かを続けることや何かをやり切る事は、自信になる。
何か困難があっても、自分にはずっとやれている事がある、だから今回も乗り切れる筈だという気持ちにさせてくれる。
発言する内容も変わってくる。
ブログに現れているかは分からないが、
「したい、やりたい」
という台詞が減り、
「やります、できます」
という台詞が増えた。
※特に仕事の場で増えた。周りにもたまにそう言ってくれる人がでてきたりしている。

内側から変えることが、外側まで変えていく

ブログを書き続けるという瞑想的な行為が、
自分の内面を変えていっている実感がある。
必然的に外部に対する関わり方だったり、感じ方だったりというものも変わってきている。

不思議なもので、そうすると外部の状況も変わってくる。
まあ、他にも本を読んだり、仕事の環境の変化だったり、要因はあるのかもしれないが、自分としてはブログを書き続けることの影響は大きいものと考えている。

何かを変えるには自分を変えるしかないということ

何か変えたいと思った時、今までは外側を変えようとしかしてこなかった。
当然だけど、そうすると結果は何も変わらない。

何かに、誰かに変わってもらおうと思う事をやめた。
自分を変えようと思う事にした。

そうすると不思議と、少しづつ周りも変わってくる。

やっぱり、ブログを書き続けることは瞑想だ。
自分を見つめ、変える事で
自然と周りも変わっていく。

最後に、このブログはまだまだ流入なんてほとんどない事を断っておく。
ただ、ブログの流入は増えなくても、私の周りは少しづつ変化を始めた。

引き続き毎日書き続けていく。

子どもの「第二の家庭」を目指す学童保育 埼玉県鶴ヶ島市の取り組みは全国でもトップクラス

子どもの「第二の家庭」を目指す学童保育 埼玉県鶴ヶ島市の取り組みは全国でもトップクラス

NPO法人鶴ヶ島学童保育の会の学童保育は「第二の家庭」を目指している

「第二の家庭」という言葉の中には、
ただ、預かってくれるだけの場所でなく
学校教育の延長でもなく
かつてあった、地域での子育てという枠をも超えた
子供たちにとってより良い環境、活動を目指すという意思を感じます。

私は利用者として、この鶴ヶ島学童保育の会の取り組みを知り、
その内容の充実に感動していました。

指導員さんは、子供たちをよく見、知り、
時には親のように
時には先生のように
また時には友達のように
子供たちと接し、まさに「第二の家庭」と呼ぶべき環境を創り、維持しています。

変わりゆく学童保育を取り巻く環境…危機感を覚える動き

現在、私のごく近い範囲での環境は非常に恵まれています。
ただ正直なところ、そのありがたみが分かってきたのはごく最近です。
普通に生活をしていると、自分の周りの環境しか認知できません。

あるものは、それがあるのが当たり前
ないものは、それがないのが当たり前

と、感じるようになってしまいます。

でも、それは間違いでした。
いまある恵まれた環境は、
30年前の保護者たちが始めた学童保育の取り組みから、受け継がれてきたものであり
行政と、学童保育の会が長年積み上げてきた信頼関係の上に成り立つものであり、
子供たちを第一に考え指導してくださる指導員さんたちの尽力によるものであり
決して当たり前のものではないのです。

そしてそれは、一歩間違えば一瞬で崩れ去ってしまう脆さをも孕んでいる可能性がありました。

現在の学童保育の会の「学童保育事業」は、市からの「委託事業」だそうです。
これは、うがった見方をすれば、
市はいつでも、委託を取り止めることができる
ということでもあります。

廃止の危機に瀕している板橋区の「学童クラブ」

最近、板橋区の「新あいキッズ問題」という話題を知りました。
簡単にまとめると、現在ある、学童クラブを廃止し、文部科学省事業である
「放課後子ども教室」に統合するという内容で、
現在学童クラブを利用している保護者は非常に混乱しているとのこと。

詳しい内容は、ここに直接記載するよりも、
【寄稿】板橋区の学童クラブ廃止のゆくえ〜小1女児を持つ母から
を読んでいただくのが良いと思います。

そしてこの問題、どうやら12月はじめに廃止が可決されたそうです。
「新あいキッズ条例」学童クラブ廃止可決

過去には、江戸川区でも、
「放課後子どもプラン」への統合に際し、
児童への「補食」事業が撤廃され問題となっているそうです。
学校の給食のあと、親の迎えが来るまで、何も食事が取れないとのことです。
学童クラブ補食廃止〜江戸川区の判断を問う①

鶴ヶ島の子育て環境を守るために

前述のような動きを見るに、鶴ヶ島の子育て環境
特に共働きや、ひとり親家庭にとっての子育て環境は
全国的に見ても恵まれており高水準であると言えると思う。

この環境を守るためには、まず知ってもらうことが大事だと思い、
この記事を書いている。

活動の内容詳細や、優れている点などは、一つの記事だけで収まるものではないため
今後この取り組みに関しては継続的に情報を発信して行きたいと考えている。

誇るべき取り組みは発信するべきだと思う

昨日、
「鶴ヶ島市の学童保育の取り組みは全国トップクラス。
良い取り組みは広めないと。…」
というようなTweetをしたところ
現職鶴ヶ島市長の藤縄善朗氏(@y_fujinawa)にリツィートして頂いた。

子育て支援が充実しているという事実は、
鶴ヶ島市としても積極的にアピールしていってほしいところでもあるし、
市長からも全国に向け宣伝していってほしいとか、勝手ながら思ったりしています。
市の発展にも絶対繋がると思う。

5年後の日本は、絶対共働きが今より増えるはずで、
子育て支援の不整備と、社会のニーズのアンマッチが叫ばれるようになると見ている。

そこに先駆けて子育て支援を充実させていけば、
少し都心から離れていても、鶴ヶ島は発展するだろう。

30年の歴史を絶やさず次につなげて行けば、他の真似できない素晴らしい市に発展するはずと思う。

子ども達に手作りおやつを。鶴ヶ島のコミュニティ・レストラン「ここほっと」 の成り立ち

子ども達に手作りおやつを。鶴ヶ島のコミュニティ・レストラン「ここほっと」の成り立ち

児童数が100人を超えても諦めなかった「手作りおやつ」

鶴ヶ島市学童保育の会の運営する施設の一つで、
児童数が100人を超すという、大変な状況になった事があるそうです。
その施設には大きなキッチンもなく、指導員の人数にも限りがあるなか、
手作りおやつを子ども達に提供し続けられるのか?
という問題が発生したそう。

その時誕生したのが、
ホームページには記載がありませんが、
元々、大勢の子ども達に手作りおやつを作ってあげられるような、
調理施設として立ち上がったそうです。
そこから、
「こんなに立派な施設なら、レストランとして運営できる」
という事になり、現在のここほっとが出来上がったそう。(細かくは異なる部分があるかもしれません)

100人を超えても、子ども達のおやつを諦めなかったのですね。
子どもの成長には、おやつが重要な役割を果たすということを
長年の経験から分かっていたからでしょうか。

コミュニティ・レストランの成功例でもあるという「ここほっと」

コミュニティ・レストランというのは全国に存在するそうなのですが、

ボランティア、非営利のおもむきの強い「コミュニティ」
採算、営利のおもむきの強い「レストラン」
という、二つの要素のバランスをとることは難しいことらしく、

コミュニティに偏り過ぎ、運営費に課題を抱える施設や
レストランに偏り過ぎ、コミュニティ的要素が排除されてしまう施設がほとんどなのだそうです。

聞くところによると、そんな中にあって「ここほっと」は、その両者のバランスが上手くとれた状態で運営され、また学童保育への手作りおやつの提供という役割も果たす
全国的に見てもモデルケースとなり得る事例なのだとか。

おやつの時間の「お手伝い」が育てる子ども達の自我

学童でのおやつの時間は、ただおやつをもらうだけのものではなく
子ども達が主体的に関わる学童運営の一場面となっているようです。
我が子も、おやつの時間には食器の準備を手伝ったり、後片付けを手伝ったり…
時にはホットケーキを自分たちで焼いたり。
おやつの時間のことを、いきいきと話してくれます。

学童でのおやつの時間は、ただの食事の時間という以上の価値があるもののようです。

おやつ廃止問題を考える

今年4月から江戸川区の「すくすくスクール」でおやつが廃止されたという。
記事はこう締めくくられています。

 全国学童保育連絡協議会の真田祐事務局次長は「運営の一体化は安直な待機児童の解決法」と指摘する。

「学童保育は家庭的な生活の場。二つの事業の連携はありえるが、一体化はどうか? 自由に帰れる子どもと、学童保育の子を一緒に預かることで、保育の質が落ちても仕方ないという考えはおかしい」(真田さん)

また、
には、
厚生労働省管轄の「学童保育」と
文部科学省管轄の「児童の放課後対象事業」の
一体化に関する、成り立ち、問題課題、疑問などが詳しくまとまっていました。

事実を把握されている方、本質を理解している方から見ると、
この学童保育と放課後対象事業の一体化であったり、
そこから派生してのおやつ廃止問題に関しては、
子ども達を無視した、学童保育の環境劣化としてとらえられているようです。

当事者にしか見えない問題

ですが、この問題はどうやら世間一般には正しく受け取られていない可能性があります。
という、DIAMOND onlineの記事がありました。


廃止賛成派の意見は
「一部の親が税金を使って子どもに『おやつ』を食べさせようとしている」
というような、誤解によるものが多いようで…

知ってもらわないと変わらない


このような誤解に対し、「何も分かっていない」で片付けるのは簡単だが、それでは何も変わりません。
現状を訴え、伝え、変えて行こうという動きをしなければ、日本はますます子育てのしにくい国になって行ってしまうかもしれない…

また、この廃止賛成派の人の中には、将来親になる人々もいるのではないかと思うが、
このままの流れでいけば、例えば10年後、自分の子どもが小学生になる頃に、取り返しのつかないことになっている可能性だってあると思います。

今親としてこれらの問題に直面している私たちは、未来の子育て環境を守る為に今、動かなければいけないのかもしれません。

アンバランスな大人が、子どもの病を作るという話。〜「成功者の告白」を、働 く親に読んでほしい訳

アンバランスな大人が、子どもの病を作るという話。〜「成功者の告白」を、働く親に読んでほしい訳

経営ノウハウの本というだけで終わらない。深く考えさせられる物語。

タイトルを見て分かる通り、起業、経営に関する書籍です。
ただ、この本を読んで私が感動した部分は、
起業ノウハウでも、経営ノウハウでもありませんでした。

起業〜会社の成長というイベントを通じて描かれる、家族の物語

この物語は、主人公の仕事と家庭を主な舞台として描かれていきます。
順風満帆に見える起業、会社の成長の裏側で、崩れ始める家族。
そして主人公の息子に襲いかかる「病魔」…

多忙な仕事と共に歪んでいく夫婦の関係

この物語で起きることは、フィクションでありながらフィクションでない。
何をいっているかというと、
「仕事を頑張る父親」と
「孤独に耐える母親」という
ありがちな問題を、分かりやすく読みやすい形にしてあります。

そういった意味で、現実では起こり得ないフィクションであるとは
言えない話だといいます。

子どもは、自らの体を捧げて、家族のバランスを取り戻そうとする。

両親の関係が悪化した時、
子どもは本能的に、そのバランスを取り戻そうとすると書かれています。
この物語では、
自分が大変な難病にかかることで、両親を団結させようとします。
これは子どもの本能であり、本人にもコントロールのできないものだというような展開でした。

簡単に言ってしまうと、
両親が抱える問題は、子どもに伝染するということでした。

心当たり、ありませんか?

私はあります…
この本を読んだ時、そういった意味で大変衝撃を受けました。

仕事と家庭のバランスを保ち、
家族のバランスをとることは、
実はとても難しいことだと思います。
でも、難しいで片付けてしまったとき、
最後にそのアンバランスの弊害を受けるのは
最も弱い子ども達です。
この部分は多分、真実だろうと思います。

助けを求められない時代

そもそも、そういった家庭のバランスというのは、
その家族だけで支えきれるものではなかったはずです。

昔は、一族は一つ所に集まり暮らしていましたから、
助け合うことは容易でした。

私が子どもの頃はまだ、近所付き合いがきちんと機能していて
助け合っていくことができました。

今はどうでしょう…

おそらくこれには個別に差があり、
また地域でも差があるでしょう。

ですが、
特に都心、そのベッドタウンでは
地方から上京してきた家族
周りに親戚などはいない
近所付き合いは崩壊している
といった状況で、助けを求められる環境が整っていないように思います。

一番防がなければいけないのは「孤独」

虐待の増加の一因は、ここにあるのではないかと思っています。
誰も話をきいてくれない
誰も分かってくれない
親がそんな状態になったとき、その矛先は

矛先は常に、弱者に向かうのです。

親の孤独を解消することが必要

これは別に、学童保育でなくてもいい。
どんな取り組みでもいいから、
孤独な親をなくす事が必要なのだと思います。

ただ、学童保育の、保護者参加活動は
同じように子育てをする仲間との出会いの場でもあったりして
そういう面でも、なくしてはいけないなと思います。

全児童放課後対象事業が、そのあたりどう取り組まれているのかはわかりませんが
そういった面も意識された取り組みであるといいなと思います。

2013年12月16日月曜日

高学年にとっての学童保育〜6年間を通して伝えることはきっと「必要とされる自分」

高学年にとっての学童保育〜6年間を通して伝えることはきっと「必要とされる自分」

法改正により、対処が6年生までになったが、現状3年生までという施設が半数。

学童保育について、児童福祉法という法律で定められているが、この法律は2012年8月に一部改正されたらしい。
今までの、対象は3年生までという部分が、6年生までに引き上げられた。

ただ実際はまだ、6年生まで利用できる施設は全体の半数程ということ。

鶴ヶ島の学童保育では、対象は6年生まで。

NPO法人鶴ヶ島市学童保育の会では、
対象は6年生までとなっています。

ただ「預ける場所」ではない

この対象学年設定には、ただ「預ける場所」ではないという
会の方針が透けて見えます。

そもそも対象が3年生までとされていた背景には、
学童保育が保育の場であるという前提があったのではないかと思うのですが
※学童保育は厚生労働省の管轄で、成り立ちとしても、いわゆる「カギっこ」増加による需要の高まりを受けてのものだったことから。

地域教育の力も弱まってきた昨今、
学校外での教育の場が必要とされることもあって、
対象学年が引き上げられたのかなと思っています。

鶴ヶ島市学童保育の会では
『6年間を通しての様々な体験・経験をする中で、「自分のことが自分ででき」、「子ども自身が考え」、「行動し」、「自分の行動に責任がもてる」ように、そんな子ども達に育ってほしいと願っています。』
学校外での体験、経験を通した教育の場であるとの自己認識をされているような気がします。

高学年での学童生活こそ、子ども達の成長の場

低学年での学童生活は、
守られ、見守られる「保育」としての側面が大きくなると思います。
私の子どもも低学年ですので、そういった印象です。
高学年の学童生活については、他の子ども達を見ていてとか、
保護者の方に話を聞いて感じたものにはなるのですが、

自分たちが主体となり、日々の生活の決め事を作ったり
遊びの面でも、小さな下級生達に気を配りながら遊んだり
イベントを自分達で引っ張っていったり
といった、
ただ守られる「保育」とは違った体験、経験がうまれる生活に
変化していくように感じています。

そんな生活を通し、
下級生にとって、指導員にとって、保護者にとって
「必要な自分」「必要とされる自分」を
自我の中に構築していくのではないでしょうか?

「必要とされる自分」を認識し辛い社会

自分は誰かに必要とされていると認識する、信じることは、
言うほど簡単な事ではないと思います。
大人であっても、この事に関して自信を持って
「私は必要とされる人間だ」
と言い切れるのは一握りだったりするのではないでしょうか?

高学年での学童生活は、この自己肯定感を育てる格好の環境です。

この部分を高い水準で教育できている取り組み、組織は
現状私はあまりないのではないかと思います。

鶴ヶ島市学童保育の会の取り組みは、この自己肯定感を高い水準で行えているなーと感じていて
維持し、広めていくべき活動だなと思う次第です。

2013年12月14日土曜日

20代の起業論〜サムライの生き方。できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える!

20代の起業論〜サムライの生き方。できるできないでなく、やるかやらないかで世界を変える!

シリコンバレーを日本に作る。サムライの挑戦。

著者の榊原健太郎さんは、「サムライインキュベート」CEO。
サムライインキュベートは、最近の起業ブームを牽引するインキュベーター、ベンチャーキャピタル。
簡単に言うと、世界を変える!だがまだお金はない!というベンチャー、起業家を支援し、出資したりする会社。

出資した会社が大きくなり、利益を生み出せば、リターンが得られるというモデル。

榊原さんは、本書の中で「日本にシリコンバレーのような、起業家達が次々ベンチャーを立ち上げる土壌を作りたい」というような事を語られていた。

googleやFacebookを倒すというような人を待っている

日本から、そんなでかいことを言う起業家が出てきてほしいということだった。
100%を目指しても、大体80%程度で終わってしまう。
目標は高くもってほしいというのがメッセージだった。

8つのサムライ魂

榊原さんが唱える、起業家にとって必要な8つの魂というのがあった。
知識が必要とか、お金が必要というのでなく、
魂が大切。
ベンチャーキャピタルの人がそんな風に語るというのは少し意外だった。

100の事業アイディア、その中には虐待や待機児童をなくすサービスというものが。

収益化が難しいと思われるこういった分野でも、果敢に挑戦する起業があれば支援するということだろうか?
自分が興味のある分野だけに、強烈に気になった。

虐待、待機児童、児童養護施設、
どの問題も、貧困や貧富の二極化といった原因が根っこにあるんじゃないかというのは思っていて、本当の意味でこれを解決するなら、やはりそこへのお金の流れを作らないとダメだろうなというのは思っている。
そしてそれを解決するのはやっぱり「ビジネス」なんじゃないかと。

やっぱり綺麗事じゃなく、お金は人を不幸にするし幸せにもすると思う。
お金の事を解決するなら、やっぱりビジネスだろう。
起業…
連絡してみようかな、サムライインキュベート。
20代の起業論