「嘘ばっかり。」明日、ママがいない 第一話
フィクションだと思って見て欲しい。
そんなに詳しく知ってるわけじゃないけど、それでも違和感ばかりが目について、リアリティというのは微塵も感じなかった。
この題材についての是非とか、赤ちゃんポストに関する問題とかいうのは、もうニュースでも取り上げられていて、私が言う必要もないと思うので、リンクだけ貼っておきます。
この記事には、関連する他のニュース記事へのリンクも貼ってあったので、こちらを読めばいろいろ分かると思います。
『明日、ママがいない』問題について。作り手と受け手の想像力の相克
この記事では、施設出身者には肯定的意見もあると紹介している。
ただ、紹介されているリンク先を実際見ると、施設出身者の方でも、「こんなんじゃなかった」という意見を言う人もいる。
様は、「様々」ということだろうなと思います。
さて、私が感じた違和感ですが、
最初に、
今の時代には合わない
のではないかなという私の予測を書いておきます。
昔なら、こうだったかもしれない。
でも今はそういう時代じゃない
そういう事かもしれないと。
まず、
保護されたその日に、児童養護施設に連れていかれることは
稀
だそうです。
現代では、色々な要素が絡み合っていて、養護が必要な子ども達の数は増えている。
それも、急激に。
対して、施設の数はそう簡単に増えないので、受け入れ先が慢性的に足りていないそうです。
そうなると、保護された子どもはどうなるのかというと、
児童相談所には、一時預かり用の施設があり、一旦はそこで預かる事になるそうです。
その期間は最長2ヶ月。
その間に、児童相談所の職員は、受け入れ先を方々あたってなんとか探し出す。
そういったことが、児童相談所の日常だと、職員の方から聞きました。
ドラマでは、事件のあったその日にはコガモの家に送られていますが、現代の現実では、そんなにスムーズに進まないのではないでしょうか?
次に、母親がコガモの家に来て、鈴木梨央さん演じる真希に、別々に暮らすことを話すシーンですが
親子の今後、将来については、施設、児童相談所、親の間で三者面談をして、話し合いながら決めていくのが原則です。
私も次男を預けていますが、定期的に話し合いを設けますし、預ける事になった当時も、2、3度児童相談所に足を運んで先の話を話し合いました。
その後も、度々自宅に様子を聞きにきて頂いたりもしました。
ドラマにあるように、
勝手に来てさようなら、しかも話し合いの期間もあの描写だと長くて2週間といったところですが、そんな短期間で決定が下りるというのは、かなり無理矢理な設定です。
調べているうちに、ドラマのwikipediaに以下のような記載を見つけました。
児童相談所
- 水沢 叶(みずさわ かない)〈25〉
- 演 - 木村文乃
- 職員。常に無表情で生気が見られず、子供・里親問わず淡々と接する。子どもたちの幸せを第一に願っており、子どもにも親を選ぶ権利があるとの信念の下、本来なら規則違反とされる里親候補の資料を佐々木に見せている。
- この記述を見ても、このドラマがリアリティを追求するものでなく、エンターテイメントもののフィクション作品であるという事がわかる。
- ただ、
- もっと分かりやすく
- フィクションだからね
- って書いとけよ!
- と思う。
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